■歯周病の基礎知識
歯周病に罹患すると、歯周病菌によって歯肉は膿み、歯槽骨(あごの骨)が腐敗して重度になると歯が脱落したり抜歯しなければなりません。
また、歯周病に罹患した患者さんは、肺炎、心筋梗塞、脳梗塞が、歯周病になっていない人より3倍、発生しやすくなります。もし、おなかに赤ちゃんがいる妊婦さんの歯周病が進行している場合、早産の危険が7.5倍にもなります。
最近では日本の大学の研究で認知症にも大きな影響を与えていることが判明しました。
この様に全身疾患と密接な関係がありますので、きちんと治しておかなければいけない病気なのです。
歯周病は治りずらい病気でもありますので、手間もかかり通院期間も長くなりますが、コツコツと治療とメンテナンスを受けて頂ければ必ず改善されると思います。